CYBERSECURITY
企業のサイバー攻撃対策を、
課題から考える
効果的なサイバー対策は、技術製品を増やすことではなく、資産把握、脆弱性管理、認証保護、検知、バックアップ・復旧、運用体制を継続的に組み合わせることから始まります。
製品選定の前に把握すること
サイバーセキュリティー対策を検討するとき、いきなり製品を選定しても、自社の重要なリスクが解消されるとは限りません。はじめに把握すべきなのは、守るべき業務、利用するIT資産、従業員の認証環境、日々の運用体制、そして障害が発生した際の復旧手順です。デジタルアクセルズは、これらの課題を整理し、対策に必要なテクノロジーと導入の進め方の検討を支援します。
優先して確認したい6つの対策領域
- 1IT資産:誰が、どの端末・サーバー・SaaSを利用しているか把握できているか。
- 2認証情報:強固な認証とアクセス権限の管理に加え、退職者・委託先の権限解除ができているか。
- 3脆弱性:更新すべき端末・ソフトウェアを把握し、重要度に応じたパッチ適用を実行できるか。
- 4検知と対応:異常に気付ける監視・ログの仕組みと、初動判断の手順があるか。
- 5事業継続:重要システムのバックアップが保護され、復旧手順が定期的に試されているか。
- 6継続運用:責任者、対応時間、委託先、判断基準が明確で、改善が継続されるか。
秋のセキュリティー展示会で収集した情報を、導入計画に変える
展示会やセミナーで新しいセキュリティー技術を知っても、自社に必要な投資の優先順位はすぐには決まりません。製品の機能、対処すべきリスク、既存システムとの重複、運用担当者、契約・サポート条件を同じ表で比較することが重要です。2026年秋に開催される情報セキュリティー関連イベントをきっかけに、ランサムウェア、脆弱性、認証、SOC/IR、SCS対応を検討する企業向けに、確認すべき項目を整理します。
比較前に確認する6つの質問:
- 1守るべき業務は何か。停止すると損失が大きいシステムと復旧順序を説明できるか。
- 2未把握の端末・SaaS・公開APIはないか。資産と露出面の台帳を最新化できているか。
- 3脆弱性発見からパッチ適用・例外処理までの役割と期限が決まっているか。
- 4従業員、管理者、委託先、AIエージェントの認証情報と権限を安全に管理しているか。
- 5監視・検知・エスカレーション・復旧訓練を一体で運用できるか。
- 6取引先要求やSCS評価制度を見据えた証跡・統制・技術対策のGapを把握しているか。
対策を製品単位で考えない理由
例えばパッチ管理ツールは、未修正の脆弱性を減らすために役立ちます。一方で、認証情報の窃取や不正なクラウド設定、バックアップの破壊まで単一製品で解決できるわけではありません。必要な能力を「資産管理」「アクセス保護」「監視」「復旧」などに分解し、それぞれの責任者・運用方法・導入順序を決めることが大切です。
自社に合う優先順位を決める
中小企業では少人数で運用を継続できるシンプルな仕組みが重要です。中堅企業では多数の端末、グループ会社、外部委託先などを含む統制を検討します。製造業や医療機関など、システム停止が現場業務に直接影響する組織では、IT部門だけでなく事業部門と復旧優先順位を合意しておく必要があります。
デジタルアクセルズで相談できること
デジタルアクセルズの取り扱うNinjaOne、1Password、Drata、Wallarm、Sumo Logicなどは、端末管理、認証情報管理、ガバナンス、API保護、ログ分析など異なる機能領域を担います。貴社の環境と要件を確認し、各製品の適合性や、他の対策で補うべき領域を整理します。提供可能な個別サービスやサポート範囲は、担当者が確認のうえご案内します。
関連する製品と担う範囲
実際の適用可否は、要件・ライセンス・対応範囲を確認したうえで判断します。
よくある質問
EDRを導入していれば十分ですか?
検知・防御の重要な要素ですが、資産管理、脆弱性管理、認証、バックアップ、訓練を含めた多層防御の検討が必要です。
まず何から着手すべきですか?
重要な業務と端末・SaaSの把握、既存対策の棚卸し、リスクの大きい未対応項目の優先順位づけが出発点です。
展示会や資料で知った製品、どう比較すればよいですか?
製品名からではなく、解決したい課題と既存の環境から整理します。端末のパッチ管理、認証情報、API保護、監視・ログ管理、コンプライアンス証跡は、それぞれ異なる対策領域です。複数製品を組み合わせる場合には、導入難易度、運用人数、ライセンス条件、監視と復旧の責任を比較します。
法人向けサイバー対策を相談する
この窓口は製品選定・導入検討に関する相談窓口です。24時間の緊急インシデント対応、復旧代行、監視サービスの提供を保証するものではありません。製品名が決まっていなくてもご相談いただけます。
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