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機能別ガイド / NinjaOne Backup

NinjaOne Backupの概要とプラン

NinjaOneでデバイスのデータを保護する機能の全体像を説明します。ファイル単位とイメージの使い分け、保存先の選択肢、容量の考え方、導入前に決めておく5つの項目を紹介します。

目次

デバイスのデータを保護する機能です。ファイル単位とディスク全体の2つの方式があり、保存先も複数から選べます。導入前に方式と保存先を決めてください。

バックアップの2つの方式

方式対象復元できるもの
ファイル・フォルダー指定したファイルとフォルダー個別のファイル
イメージディスク全体個別のファイル、およびシステム全体

イメージバックアップはディスク全体を保存するため、OSが起動しなくなった状態からも復旧できます。一方で必要な保存容量は大きくなります。

ファイル・フォルダーバックアップは、必要なデータだけを保護します。容量は小さくて済みますが、OSの再構築が必要になった場合は別途対応が必要です。

方式の選び方

対象デバイスの性質で判断します。

対象推奨する方式理由
基幹サーバーイメージ停止時間を最小化する必要がある
ファイルサーバーファイル・フォルダーデータが本体。OSは再構築できる
クライアント端末ファイル・フォルダー端末は交換可能。データだけ守る
特殊な構成の端末イメージ再構築に手間がかかる

判断の軸は「壊れたときに何を復旧する必要があるか」です。OSと設定の再構築に何日もかかる環境ならイメージ、データさえあれば復旧できる環境ならファイル単位が適しています。

保存先の選択肢

保存先特徴
クラウド拠点の被災時にも残る。復元に時間がかかる
ローカル復元が速い。同じ拠点の災害では失われる
両方の併用速度と安全性を両立。容量と費用は増える

多くの環境では併用が推奨されます。日常的な復旧はローカルから素早く行い、拠点全体の被災に備えてクラウドにも保存する構成です。

【運用のポイント】 ランサムウェアへの備えを考えると、ローカルだけの構成は危険です。ネットワーク上からアクセスできる保存先は、暗号化の対象になり得ます。クラウド側の保存を必ず組み合わせてください。

対応OSと前提条件

対応するOSと利用できる機能は方式によって異なります。イメージバックアップはWindowsが中心で、macOSやLinuxでは利用できる範囲が限られます。

macOSではAgentへの権限付与が必要です。フルディスクアクセスが付与されていないと、バックアップの対象範囲が制限されます。詳細はmacOS Agentの導入を参照してください。

容量の考え方

必要な容量は、対象データの量だけでは決まりません。次の要素が影響します。

  1. 対象データの総量
  2. 保持する世代の数
  3. データの変更頻度
  4. 圧縮と重複排除の効果

保持する世代を増やすほど容量が必要になります。「念のため長く残す」という判断は、費用に直結します。

必要な保持期間は、業務要件から決めてください。判断の方法はバックアップ設計とストレージの選択で扱います。

導入前に決めること

設定を始める前に、次の5点を決めてください。

#決めること判断の材料
1保護する対象失うと業務が止まるデータはどれか
2方式復旧に必要なのはデータか、システム全体か
3保存先復元の速度と災害への備えのバランス
4頻度と保持期間どこまで戻せる必要があるか
5復元テストの実施時期誰がいつ確認するか

5番目を忘れないでください。バックアップは取ることが目的ではなく、復元できることが目的です。取得できていても復元できなければ意味がありません。

【注意】 「バックアップを設定した」と「バックアップが機能している」は別です。設定後は必ず取得結果を確認し、定期的に復元テストを実施してください。実施しない限り、本当に復元できるかは分かりません。

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このNinjaOneガイド記事は、2026年8月現在の情報をもとにデジタルアクセルズが正規販売代理店として独自に作成したものであり、日本語環境での実際の動作は異なる場合があります。最新の製品マニュアルとしては、NinjaOneドキュメンテーションサイトもご覧ください。