画面共有によるリモート接続の手順です。利用者と一緒に画面を見ながら対応する場面で使います。
接続の開始
デバイス詳細画面のToolsタブ、またはデバイス一覧から接続できます。
接続前に確認しておくことがあります。
- デバイスがOnlineか
- 利用者が在席しているか
- 接続の目的を利用者に伝えているか
3番目を省略しないでください。突然画面が操作されると、利用者は不安になります。事前にチケットや電話で連絡してから接続してください。
接続時の利用者への確認
利用者に確認を求める設定にできます。接続の許可を求めるダイアログが利用者側に表示され、承諾されると接続が始まります。
| 設定 | 使いどころ |
|---|---|
| 確認を求める | 利用者が使用中の端末。通常はこちら |
| 確認を求めない | 無人のサーバーや共用端末 |
クライアント端末では確認を求める設定を推奨します。利用者の同意なしに画面を見られる状態は、社内の信頼関係に影響します。
無人の端末で確認を求める設定にすると、承諾する人がいないため接続できません。サーバー用のPolicyでは確認を求めない設定にしてください。
画面共有中の操作
接続すると利用者の画面が表示され、キーボードとマウスの操作を送れます。
利用できる主な機能は次の通りです。
| 機能 | 用途 |
|---|---|
| 画面の表示と操作 | 基本の操作 |
| 複数モニターの切り替え | 利用者が複数画面を使っている場合 |
| 画質の調整 | 回線が細い環境で応答性を優先する |
| ファイルの転送 | 設定ファイルやツールの受け渡し |
| クリップボードの共有 | テキストの受け渡し |
回線が細い環境では、画質を下げると操作の応答が改善します。細かい文字が読めない場合だけ画質を上げてください。
複数モニターの切り替え
利用者が複数のモニターを使っている場合、表示する画面を切り替えられます。
問い合わせ対応では、利用者に「今どの画面を見ているか」を聞いてから切り替えると早く進みます。
接続中の配慮
利用者の画面には、業務上の機密情報や個人的な内容が表示されている可能性があります。
【注意】 接続前に、利用者へ「機密性の高い画面を閉じてください」と伝えてください。特に人事情報や顧客情報を扱う部署では重要です。接続した側が意図せず見てしまうと、双方にとって問題になります。
作業が終わったら速やかに接続を終了してください。接続したまま放置すると、利用者は見られ続けていると感じます。
接続履歴の確認
接続の記録はデバイス詳細画面のActivitiesに残ります。
| 記録される内容 | 用途 |
|---|---|
| 接続の開始と終了 | 対応時間の把握 |
| 接続した担当者 | 誰が対応したかの確認 |
| 接続したデバイス | 対象の特定 |
チケットと突き合わせると、対応の記録として完結します。工数の集計にも使えます。
接続できない場合
| 症状 | 確認する点 |
|---|---|
| 接続を開始できない | デバイスがOnlineか。権限があるか |
| 画面が真っ黒 | macOSの場合、画面収録の権限が付与されているか |
| 画面は見えるが操作できない | macOSの場合、アクセシビリティーの権限があるか |
| 接続が頻繁に切れる | 回線の品質。利用者側の通信環境 |
| 利用者側に確認が表示されない | 利用者が在席しているか。設定を確認 |
macOSの権限に関する切り分けはmacOS Agentの導入に詳しくまとめています。