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機能別ガイド / スクリプトと自動化

Script Libraryの使い方

NinjaOneでスクリプトを登録して再利用する方法を説明します。既存スクリプトの活用、8種類の変数の型、複製せず変数を持たせる設計、カテゴリー分けと変更管理を紹介します。

目次

スクリプトを登録し、管理する場所です。あらかじめ用意されたスクリプトを使うこともできます。自作したスクリプトはここに登録して再利用します。

提供されているスクリプトの活用

NinjaOneには、よく使われる処理があらかじめ用意されています。まずは既存のものを探してください。

導入初期に役立つのは次のような処理です。

  • 一時ファイルとキャッシュの削除
  • ディスクの状態確認
  • ネットワーク情報の収集
  • サービスの状態確認と再起動
  • ソフトウェアのインストールとアンインストール

自分で書く前に一覧を確認すると、作業量を減らせます。既存のスクリプトを複製して自社向けに調整する方法も有効です。

スクリプトの作成

新しいスクリプトを作成する画面です。

スクリプトの作成画面
左側で属性を設定し、右側のエディターにコードを記述する。既存のファイルをドラッグ&ドロップすることもできる

設定する項目は次の通りです。

項目内容
Nameスクリプトの名前
Description処理内容の説明。1000文字まで
Categories分類
Language記述する言語
Operating System対象OS
Architecture対象アーキテクチャー
Run as実行するアカウント

Descriptionを省略しないでください。半年後に自分が書いたスクリプトの意図を思い出せるかどうかは、ここに書いたかどうかで決まります。何をするか、どういう場面で使うか、注意点は何かを書いてください。

エディターではctrlspaceを同時に押すとスニペットの一覧が表示されます。よく使う処理の雛形を呼び出せます。

変数とパラメーターの活用

同じ処理を少しずつ変えて使いたい場合、スクリプトを複製するのではなく変数を使ってください。

Script variablesで変数を定義すると、実行時に値を指定できます。指定できる型は次の通りです。

用途
String/Text文字列。パス、名前など
Integer整数
Decimal小数
Checkbox有効・無効の切り替え
Date日付
Date and time日時
Dropdown選択肢から選ばせる
IP addressIPアドレス

Dropdownは特に有用です。実行者が自由に入力するのではなく、あらかじめ用意した選択肢から選ばせることで、入力ミスによる事故を防げます。

Parametersでは、あらかじめ設定しておく引数を指定できます。

【運用のポイント】 「開発部用」「営業部用」のようにスクリプトを複製しないでください。1本のスクリプトに変数を持たせ、実行時に値を渡す設計にすれば、修正が1カ所で済みます。複製すると、片方だけ直して片方が古いままになります。

カテゴリー分けと管理

スクリプトが増えると、目的のものを探せなくなります。カテゴリーで分類してください。

分類の軸としては、次のような分け方が実務的です。

カテゴリー含めるもの
保守定期的に実行する清掃系の処理
情報収集Custom Fieldsへの書き込みを伴う処理
復旧Conditionから呼び出す自動対応
セットアップキッティング時に実行する処理
調査トラブル対応時に手動実行する処理

命名規則も決めてください。「何をするか」が名前で分かるようにします。

変更管理

スクリプトを変更すると、それを使っている全ての設定に影響します。次の点に注意してください。

  1. どのPolicyやConditionから呼ばれているかを把握する
  2. 変更前に検証する
  3. 変更内容と日付をDescriptionに追記する

3番目は簡易的ですが有効です。「2026-08:タイムアウト値を調整」のように残しておくと、挙動が変わった時期を特定できます。

【注意】 使われているスクリプトを削除しないでください。Scheduled AutomationsやConditionから参照されていた場合、その処理が動かなくなります。削除する前に、どこから呼ばれているかを確認してください。

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このNinjaOneガイド記事は、2026年8月現在の情報をもとにデジタルアクセルズが正規販売代理店として独自に作成したものであり、日本語環境での実際の動作は異なる場合があります。最新の製品マニュアルとしては、NinjaOneドキュメンテーションサイトもご覧ください。