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よくあるトラブルと切り分け

NinjaOneの運用中に発生しやすい問題と原因の特定手順を説明します。切り分けの基本5段階、Agentのオフラインやパッチ未適用など症状別の原因、問い合わせ前の整理を解説します。

目次

運用中に発生しやすい問題と、原因を特定する手順をまとめます。各機能の詳細は該当ページを参照してください。

切り分けの基本手順

どのトラブルでも、次の順で確認すると原因にたどり着きやすくなります。

  1. 影響範囲を確認する(1台か、複数か、拠点全体か)
  2. いつから起きているかを確認する
  3. 直前に何か変更していないかを確認する
  4. 正常なデバイスと比較する
  5. 記録を確認する

1番目が最も重要です。1台だけならそのデバイス固有の問題、複数台なら共通の原因があります。拠点全体ならネットワークか電源です。

3番目も見落とされがちです。Policyの変更、パッチの適用、設定の更新が直前にあったなら、それが原因である可能性が高くなります。

Agentがオフラインになる

最も多い問い合わせです。原因は1つではありません。

原因見分け方対処
電源が入っていない業務時間外なら正常業務時間内なら所在を確認
ネットワーク未接続同じ拠点の他デバイスも同様か拠点のネットワークを確認
通信が遮断されている特定拠点だけまとめてOffline許可設定を確認
Agentのサービス停止1台だけOffline。デバイスは稼働サービスを再起動
Agentが削除された意図しない削除の可能性再インストール
端末が廃棄済み長期間Offline登録を削除

詳細はAgentの仕組みと通信要件ネットワーク要件と通信の許可設定を参照してください。

パッチが適用されない

原因確認する点
適用時刻に電源が入っていないクライアント端末に多い。実行時刻を見直す
再起動が保留されているUptimeが長い。利用者に依頼する
ディスク容量が不足空き容量を確認する
Policyが未割り当てPolicy列が空になっていないか
承認されていない承認待ちの更新がないか
適用に失敗している実行履歴のエラーを確認する

Policyが未割り当てのデバイスは、そもそもパッチ管理の対象外です。一覧をPolicy列で並べ替えれば確認できます。詳細はPatch Intelligence AIと適用状況の確認を参照してください。

アラートが届かない、または多すぎる

届かない場合の確認順序です。

  1. Conditionが検知しているか(デバイス詳細画面のHealth issues
  2. Conditionに通知の動作が紐づいているか
  3. 通知チャネルが有効か
  4. チャネルのLast errorにエラーがないか
  5. 受信側で迷惑メールに振り分けられていないか

多すぎる場合は設定の問題です。継続時間の条件がない、対象を絞っていない、全ての検知に通知を付けている、のいずれかです。アラート設計のベストプラクティスを参照して見直してください。

リモート接続ができない

症状原因
接続を開始できないデバイスがOffline、権限がない
画面が真っ黒macOSの画面収録の権限が不足
画面は見えるが操作できないmacOSのアクセシビリティーの権限が不足
接続が頻繁に切れる回線の品質
利用者側に確認が表示されない利用者が不在、設定の問題

macOSの権限は3種類あり、症状で不足している権限が特定できます。macOS Agentの導入を参照してください。

バックアップが失敗する

原因確認する点
保存先の容量不足空き容量を確認する
電源が入っていない実行時刻を見直す
権限不足macOSのフルディスクアクセス
対象パスが存在しない指定が正しいか
ファイルが使用中除外するか別の方法で保護する
他製品との競合実行時刻をずらす

保存先が満杯になると、以降の全てのバックアップが失敗します。定期的に空き容量を確認してください。

スクリプトが動かない

症状原因
手動では動くが自動では動かない実行アカウントの違い
途中で終了する実行時間の上限を超えている
一部のデバイスだけ失敗そのデバイスの前提条件
Custom Fieldに値が入らない書き込み権限が不足
エラーなく何も起きない対象OSやアーキテクチャーの不一致

1番目が最も多い原因です。詳細はスクリプトの実行方法とConditionとの連携を参照してください。

設定を変更したのに反映されない

原因確認する点
デバイスがOffline次の接続時に反映される
デバイス単位で上書きされているPolicy overridesの有無
子Policyで上書きされている継承関係を確認する
Location単位で上書きされているPolicy location overrides
反映を待っていない数分待ってから確認する

Policyの継承と上書きは4段階あります。親ポリシーと継承・上書きで確認手順を説明しています。

解決しない場合

上記で解決しない場合、次の情報を整理してから問い合わせてください。

情報内容
発生日時いつから起きているか
影響範囲何台、どの拠点
症状具体的に何が起きているか
直前の変更設定変更、更新の適用
実施した確認何を確認して、結果はどうだったか
エラーの内容表示されているメッセージ

問い合わせ先はサポート窓口とお問い合わせを参照してください。

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このNinjaOneガイド記事は、2026年8月現在の情報をもとにデジタルアクセルズが正規販売代理店として独自に作成したものであり、日本語環境での実際の動作は異なる場合があります。最新の製品マニュアルとしては、NinjaOneドキュメンテーションサイトもご覧ください。