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機能別ガイド / NinjaOne Ticketing

NinjaOne Ticketingの概要とチケットの構成

NinjaOneで問い合わせを記録として管理する機能を説明します。デバイス情報との連携による利点、チケットの構成要素、5つの起票経路、導入前に決めておく項目を解説します。

目次

問い合わせや作業を記録として管理する機能です。デバイス情報と紐づく点が、汎用のヘルプデスクツールとの大きな違いになります。

NinjaOne Ticketingの位置付け

チケットは、対応の記録を残すための単位です。誰が何を依頼し、誰がどう対応し、いつ完了したかを追跡します。

NinjaOneに組み込まれていることの利点は、デバイス情報との連携です。

場面連携による効果
問い合わせを受けた対象デバイスの状態をその場で確認できる
対応中画面を移動せずリモート接続できる
監視で異常を検知自動でチケットを起票できる
対応の記録どのデバイスの案件かが残る

別のツールを使っている場合、デバイスの状態を確認するために画面を行き来することになります。この往復がなくなる点が実務上の価値です。

チケットの構成要素

チケットは複数の属性を持ちます。

属性内容
Subject件名
Description内容の詳細
Type種別。問い合わせ、障害、依頼など
Status対応の状態
Priority優先度
Severity深刻度
Source起票の経路。メール、ポータル、自動起票など
担当者対応する人
関連するデバイス対象の機器
関連するOrganization依頼元の組織

PrioritySeverityは別の概念です。深刻度は事象そのものの重大さ、優先度は対応の順序を示します。深刻でも急がない案件、軽微でも急ぐ案件が存在するため、分けて管理します。

チケットのライフサイクル

一般的な流れは次の通りです。

  1. 起票される
  2. 担当者が割り当てられる
  3. 対応が進む
  4. 解決する
  5. 完了として閉じる

各段階をStatusで表します。どのような状態を用意するかは設計次第です。詳細はBoard・ステータス・SLAの設定で扱います。

起票の経路

チケットが作られる経路は複数あります。

経路内容
メール指定したアドレスへのメールから自動起票
エンドユーザーポータル利用者が自分で起票
管理コンソール担当者が手動で作成
Condition監視で異常を検知したときに自動起票
API外部システムからの連携

4番目が、NinjaOneならではの経路です。デバイスの異常を検知した時点でチケットが作られるため、利用者からの連絡を待たずに対応を始められます。設定方法はConditionの基本と種類を参照してください。

デバイスとOrganizationとの紐づけ

チケットには対象のデバイスとOrganizationを紐づけられます。

紐づけておくと、次のことができます。

  • そのデバイスに関する過去の対応履歴を確認する
  • Organizationごとの対応件数を集計する
  • デバイス詳細画面から関連チケットを参照する

問い合わせ対応では、まず過去の履歴を確認する習慣を付けてください。同じデバイスで繰り返し同じ問題が起きている場合、個別対応ではなく根本原因の解決が必要です。

導入前に決めること

設定を始める前に、次の5点を決めてください。

#決めること
1どの経路から起票を受け付けるか
2どんなStatusを用意するか
3優先度と深刻度の判断基準
4誰が一次受けをするか
5どこまでを対応完了とするか

3番目を曖昧にすると、全てのチケットが高優先度になります。「業務が止まっているか」「代替手段があるか」といった具体的な基準を決めてください。

【運用のポイント】 既に別のツールで問い合わせ管理をしている場合、いきなり全面移行しないでください。まずConditionからの自動起票だけをNinjaOne Ticketingで運用し、効果を確認してから範囲を広げる方が定着します。

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このNinjaOneガイド記事は、2026年8月現在の情報をもとにデジタルアクセルズが正規販売代理店として独自に作成したものであり、日本語環境での実際の動作は異なる場合があります。最新の製品マニュアルとしては、NinjaOneドキュメンテーションサイトもご覧ください。