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機能別ガイド / Patch Management

Windows OSパッチの設定

NinjaOneでWindowsのOS更新を管理する設定を説明します。スキャンと適用のスケジュール、Staggerによる負荷分散、事前スクリプトによる安全装置、4種類の再起動オプションを解説します。

目次

WindowsのOS更新を管理します。最も設定項目が多く、制御できる範囲も広いOSです。設定はPolicyの中で行います。

有効化と管理モードの選択

OS patchingのセクションでEnable OS patchingを有効にします。

OSパッチの設定画面
スキャンと適用のスケジュール、事前・事後のスクリプト実行、再起動の挙動をまとめて設定する

まずModeで管理方法を選びます。

モード内容
NinjaOne manages OS patchesNinjaOneが更新の取得から適用までを管理する
Configure Windows Update settings through NinjaOneWindows Updateの設定をNinjaOneから制御する

前者が基本です。承認や除外の細かい制御が使えます。既存のWSUSやWindows Update for Businessの運用がある場合は、後者を検討してください。

スキャンのスケジュール

Scan scheduleで、未適用の更新を調べるタイミングを指定します。

設定内容
Schedule頻度。日次、週次など
Time実行時刻
Time zone時刻の基準。Local device timeはデバイス側の時刻
Stagger over実行を分散させる時間幅
Duration実行を許容する時間幅

Time zoneLocal device timeを選ぶと、各デバイスのローカル時刻で実行されます。拠点が複数の時間帯にまたがる場合に有効です。

Run scan immediately, if missedを有効にすると、実行時刻に電源が入っていなかったデバイスで、起動後にスキャンが走ります。クライアント端末では有効にしてください。

Automatically wake up systemはWake-on-LANで起動してから実行する設定です。前提条件はデバイス操作(Actions)とWake-on-LANを確認してください。

適用のスケジュール

Update scheduleで、実際に更新をインストールするタイミングを指定します。スキャンと同様の項目に加えて、次の設定があります。

設定内容
Pre-stage updates before scheduled start更新ファイルを事前にダウンロードしておく
Skip on metered connections従量課金の回線では実行しない
Maintenance mode: suppress Emails/SMS/Push notifications適用中の通知を抑制する

Pre-stage updatesは帯域の細い拠点で効果があります。適用の時間帯に大量のダウンロードが集中するのを避けられます。

Skip on metered connectionsは、テザリングやモバイル回線を使う端末で有効にしてください。有効にしないと、外出先で数百MBの更新をダウンロードすることになります。

通知の抑制は、適用中に発生する一時的なアラートを止める設定です。Suppress condition alertsSuppress notification channelsを個別に指定できます。

事前と事後のスクリプト実行

Pre-automation executionPost-automation executionで、適用の前後にスクリプトを実行できます。

実務での使い方は次の通りです。

タイミング用途
事前業務アプリの停止、バックアップの取得、適用可否の判定
事後サービスの起動確認、動作確認、結果の記録

事前スクリプトには重要な設定があります。Cancel the patch update if the pre-script returns a failure messageを有効にすると、事前スクリプトが失敗を返した場合に適用を中止します。

【運用のポイント】 基幹サーバーでは、この仕組みで安全装置を作れます。事前スクリプトで「業務処理が動いていないか」を判定し、動いていれば失敗を返して適用を中止する設定にすれば、処理中の再起動を防げます。

再起動の制御

Reboot optionsで、更新後の再起動をどう扱うかを指定します。利用者がログインしている場合の挙動を選べます。

選択肢挙動
Prompt to reboot until reboot accepted利用者が承諾するまで確認を繰り返す
Notify the user then reboot通知したうえで再起動する
Automatically reboot通知せずに再起動する
Do nothing再起動しない

クライアント端末ではPrompt to reboot until reboot acceptedまたはNotify the user then rebootを選びます。Periodで通知から再起動までの猶予時間を指定できます。

Force reboot afterを併用すると、一定時間経過後に強制的に再起動します。利用者が承諾しないまま何日も経過するのを防げます。

【注意】 Do nothingを選ぶと再起動されません。更新は適用済みと表示されますが、有効にはなっていません。この設定にする場合は、別途再起動を促す運用を必ず用意してください。

対象とする更新の種類と除外

適用する更新の種類を選べます。セキュリティー更新、重要な更新、機能更新などの区分ごとに指定します。

特定の更新を除外することもできます。問題が判明した更新を配信対象から外す際に使います。承認と却下の運用は承認・却下・リング展開・Staggerで扱います。

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このNinjaOneガイド記事は、2026年8月現在の情報をもとにデジタルアクセルズが正規販売代理店として独自に作成したものであり、日本語環境での実際の動作は異なる場合があります。最新の製品マニュアルとしては、NinjaOneドキュメンテーションサイトもご覧ください。