本ガイド全体で使う用語を、意味と表記のルールとあわせて説明します。以降のページはここで定義した表記に従っています。読み進めていて用語が分からなくなったら、このページに戻ってきてください。
表記の3分類
用語は次の3つに分かれます。
| 分類 | 表記 | 例 |
|---|---|---|
| 画面上の項目名 | 英語のまま | Organization、Policy、Condition |
| モジュール名 | 英語のまま | Patch Management、NinjaOne Backup |
| 一般的な用語 | 日本語 | デバイス、アラート、レポート |
【運用のポイント】 画面上の項目名を英語のまま使うのは、管理コンソールの表示と1対1で対応させるためです。Policyを「ポリシー」と訳すと画面上のPolicyとの対応が曖昧になり、公式ドキュメントを検索するときにも手がかりが減ります。
管理単位に関する用語
NinjaOneは3階層で管理対象を整理します。上からOrganization、Location、デバイスの順です。
| 用語 | 表記 | 意味 |
|---|---|---|
| Organization | 英語 | 管理単位の最上位。MSPでは顧客企業、社内利用では会社や事業部にあたる |
| Location | 英語 | Organizationの下位単位。拠点やオフィスにあたる |
| デバイス | 日本語 | Agentを導入した管理対象の機器 |
| 未管理デバイス | 日本語 | ネットワーク上で検出されたが、Agentが入っていない機器 |
この3階層は後から変更しにくいため、Agentを展開する前に設計を決めておく必要があります。考え方はOrganizationとLocationの設計・作成で説明します。
監視と自動化に関する用語
NinjaOneの運用品質は、この領域の設計でほぼ決まります。
| 用語 | 表記 | 意味 |
|---|---|---|
| Policy | 英語 | 監視条件、パッチ適用、自動実行などをまとめて定義した設定の集合。1台のデバイスに1本だけ適用される |
| Parent Policy | 英語 | 継承元となるPolicy。共通設定を持たせて子Policyに引き継ぐ |
| Condition | 英語 | Policyの中で定義する監視条件。しきい値を超えたときの動作を紐づける |
| Compound Conditions | 英語 | 複数のConditionを組み合わせた条件 |
| Scheduled Automations | 英語 | 決まったタイミングで実行する自動処理 |
| Custom Fields | 英語 | 標準の項目にない情報を保持するための任意の項目 |
| しきい値 | 日本語 | Conditionが成立する判定の基準値 |
| アラート | 日本語 | Conditionが成立したときに発生する通知 |
詳しくはPolicyとは:設計の考え方から始まる第2部で説明します。
運用に関する用語
| 用語 | 表記 | 意味 |
|---|---|---|
| Agent | 英語 | デバイスに導入する常駐プログラム。情報の収集と操作の実行を担う |
| Actions | 英語 | デバイスに対して実行する操作のメニュー |
| Device Role | 英語 | デバイスの用途による分類。Policyやレポートの絞り込みに使う |
| Hardware Inventory | 英語 | Agentが収集したハードウェア情報 |
| Software Inventory | 英語 | Agentが収集したインストール済みソフトウェアの情報 |
| Board | 英語 | NinjaOne Ticketingのチケット一覧ビュー |
| チケット | 日本語 | 問い合わせや作業の記録単位 |
| レポート | 日本語 | 収集した情報を集計して出力したもの |
ロールと権限に関する用語
| 用語 | 表記 | 意味 |
|---|---|---|
| 管理者 | 日本語 | テナント全体を設定できる権限を持つ人 |
| Technician | 英語 | 日常運用を担当する権限のロール名 |
| エンドユーザー | 日本語 | 管理対象デバイスの利用者 |
Technicianは画面上のロール名を指す場合に英語で表記します。本文で役割を一般的に指す場合は「担当者」と書きます。
英語のまま使う用語の一覧
モジュール名
NinjaOne Endpoint Management、Patch Management、Endpoint Security、Vulnerability Management、NinjaOne Backup、NinjaOne Remote、NinjaOne MDM、NinjaOne Ticketing、NinjaOne Documentation、Patch Intelligence AI、Warranty Tracking
画面上の項目名
Organization、Location、Policy、Parent Policy、Policy Override、Condition、Compound Conditions、Custom Fields、Board、Agent、Actions、Device Role、Hardware Inventory、Software Inventory、Script Library、Scheduled Automations、Credential Exchange、Background Mode、Remote Tools、Network Discovery、Quick Connect、Third-Party Patching、Stagger、Wake-on-LAN、Apps & Services、End User Portal、SysTray
日本語で表記する用語
デバイス、ダッシュボード、アラート、通知、チケット、スクリプト、自動化、バックアップ、復元、脆弱性、資産、レポート、パッチ、展開、登録、モニタリング、しきい値、インベントリー、資格情報、エンドポイント、権限、ロール、タグ、フィルター、トリガー、テンプレート、暗号化キー、アンチウイルス、ファイアウォール、ウェブフック、メンテナンスモード
旧名称について
NinjaOneは製品名の変更が何度か行われています。古い資料や検索結果で次の名称を見かけることがありますが、本ガイドでは現行の名称に統一しています。
| 旧名称 | 現行の名称 |
|---|---|
| NinjaOne RMM | NinjaOne Endpoint Management |
| Ninja Data Protection | NinjaOne Backup |