Digital Accels

連携・API・運用 / 運用とサポート

日常運用チェックリスト

NinjaOneの導入後、定常運用で確認すべき項目をまとめます。日次から年次までの確認内容、担当を引き継ぐときの8項目、確認結果を記録に残す意義について紹介します。

目次

導入後の定常運用で確認すべき項目をまとめます。本ガイド全体で扱った内容を、時期ごとに整理したものです。

使い方

このページの項目を、社内の運用手順に組み込んでください。確認した結果を記録に残すと、いつから問題が起きていたかを後から特定できます。

保存した条件を用意しておけば、多くの項目は数分で確認できます。作り方は検索・フィルター・保存ビューを参照してください。

日次で確認すること

#確認項目異常の兆候参照
1Offlineのデバイス数前日から大きく増えているAgentの仕組みと通信要件
2未対応のアラート夜間発生分が放置されているアラート設計のベストプラクティス
3アンチウイルスが無効な端末1台でもあれば要対応アンチウイルスの管理と監視
4未割り当てのチケット担当が決まっていないエンドユーザーからの起票と運用
5実行中のまま止まっている処理想定外に長時間かかっているデバイス操作(Actions)とWake-on-LAN

3番目を毎日確認してください。保護が無効な端末が1台でもあれば、そこが侵入口になります。

週次で確認すること

#確認項目対応
1パッチ適用に失敗したデバイス個別に原因を調べる
2再起動が保留されているデバイス利用者に依頼する
3バックアップが連続で失敗しているデバイス原因を調査する
4メンテナンスモードのままのデバイス解除忘れを確認する
57日以上Offlineのデバイス所在を確認する
6保留のまま動いていないチケット状況を確認する

4番目を忘れないでください。メンテナンスモードのデバイスは監視されていませんが、一覧上は正常に見えます。

月次で確認すること

#確認項目見るべき点
1パッチ適用率の推移前月と比べて下がっていないか
2脆弱性の件数と推移増え続けていないか
3通知チャネルのテスト送信全チャネルが機能しているか
4アラートの発生件数増えているなら設定を見直す
530日以上更新されていないデバイス管理から外れていないか
6資産情報が不完全なデバイス記録の抜けを補完する
7チケットの種別ごとの件数同じ問い合わせが増えていないか

3番目が重要です。通知チャネルは設定した直後は動いていても、連携先の仕様変更やトークンの失効で静かに止まります。障害時に「通知が来なかった」と気付くのでは手遅れです。

四半期ごとに確認すること

#確認項目対応
1ユーザーと権限の棚卸し退職者、異動の反映
2Policyの見直し適用台数0、上書きの増加
3しきい値の妥当性常に検知されている項目
4Agent Installerの棚卸し不要なものを失効させる
5APIトークンの棚卸し使われていないものを削除
6外部連携の棚卸し使われていない連携を削除
7除外設定の見直し脆弱性、パッチ、監視項目
8共有リンクの確認期限切れ、不要なもの

4番目は見落とされがちです。退職者が作成したインストーラーが有効なまま残っていると、意図しない登録の経路になります。

年次で確認すること

#確認項目
1ベアメタルリカバリーのテスト
2資産の実地棚卸し
3証明書とトークンの有効期限確認
4バックアップの設計見直し
5保証切れ機器の把握と更新計画
6暗号化キーの管理の状況(Missing recovery keyが0件か)

1番目を実施していない組織は、「復元できるはず」という想定で運用していることになります。年に1度は検証機で試してください。

担当を引き継ぐときに確認すること

#引き継ぐ内容
1管理者アカウントとMFAの復旧手段
2Policyの設計方針と分割の理由
3除外設定の一覧と理由
4証明書とトークンの有効期限
5外部連携の設定内容
6バックアップの設計と復元手順
7定期作業の一覧と実施時期
8未解決の課題

なお、外出先や夜間の確認にはモバイルアプリでの運用も利用できます。

2番目と3番目が重要です。「なぜこの設定なのか」が分からないと、後任者は変更していいか判断できません。

【運用のポイント】 引き継ぎの内容は、担当者の交代が決まってから作るものではありません。日頃から記録を残しておけば、引き継ぎ資料は既にある状態になります。記録の残し方はNinjaOne Documentationの概要を参照してください。

NinjaOne導入のご相談、デモ・お見積りのご依頼は、
お気軽にデジタルアクセルズまでお問い合わせください。

このNinjaOneガイド記事は、2026年8月現在の情報をもとにデジタルアクセルズが正規販売代理店として独自に作成したものであり、日本語環境での実際の動作は異なる場合があります。最新の製品マニュアルとしては、NinjaOneドキュメンテーションサイトもご覧ください。