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機能別ガイド / IT資産管理

未管理デバイスと資産リレーション

NinjaOneでAgentを導入できない機器を資産として記録する方法を説明します。7種類のデバイス追加の選択肢、記録する情報、資産どうしの関連付け、利用者との紐づけを解説します。

目次

Agentを導入できない機器を資産として記録し、機器どうしの関係を管理します。台帳の網羅性を高めるための機能です。

未管理デバイスとは

Agentが動作しない機器は、自動では管理できません。しかし資産としては存在します。

機器Agentが入らない理由
複合機汎用OSではない
ネットワークカメラ同上
NAS導入できない構成が多い
UPS同上
制御機器常駐ソフトの追加が許容されない
持ち込み端末管理対象外の方針

これらを未管理デバイスとして登録すると、資産台帳に含められます。

デバイス追加の全体像

画面上部の+からDeviceを選ぶと、追加できる対象が一覧で表示されます。

Add deviceの選択肢
追加できる対象は7種類。Unmanaged deviceは「Agentなしで資産を追跡する」ための選択肢
選択肢対象
ComputerWindows、Linux、Mac
Mobile deviceApple、Android
Virtual infrastructureHyperV、VMWare
Cloud monitorPing、Port scan、DNS、HTTP/HTTPS
NMS network discoveryネットワーク機器の探索
Network discoveryネットワーク上のデバイスの探索
Unmanaged deviceAgentなしで資産として追跡する

Unmanaged deviceの説明がTrack assets without an agentとなっており、この機能の位置付けがそのまま示されています。

Cloud monitorがあることにも注目してください。Agentを導入できない対象を、外部からの応答確認で監視する仕組みです。Webサイトの死活監視や、外部サービスへの到達性確認に使えます。

登録の方法

登録の経路は2つあります。

経路内容
Network Discoveryからの登録検出された機器を選んで登録する
手動での追加ネットワークに接続していない機器を登録する

1番目が効率的です。Network Discoveryを実行すると、応答した機器が一覧に上がります。そこから資産として記録すべきものを選びます。手順はNetwork Discoveryと未管理デバイスの検出を参照してください。

2番目は、ネットワークに接続していない機器のためのものです。予備機、保管中の端末、オフラインで使う機器などが該当します。

記録する情報

未管理デバイスでは、情報を手動で入力します。

項目内容
名称識別できる名前
種別機器の分類
設置場所どこにあるか
資産管理番号社内の管理番号
型番、シリアル番号機器の識別情報
保守契約契約の有無と期間
管理の担当誰が面倒を見るか

Custom Fieldsを使えば、独自の項目も追加できます。

【運用のポイント】 複合機やネットワーク機器では、保守契約の情報と問い合わせ先を必ず記録してください。障害時に真っ先に必要になる情報でありながら、記録がないことが多い項目です。

資産どうしの関連付け

機器は単独で存在するのではなく、他の機器と関係を持ちます。

関係の例記録する意味
このサーバーはこのUPSに接続している停電時の影響範囲が分かる
この端末はこのドックを使っている周辺機器の紐づけ
この複合機はこのスイッチに接続しているネットワーク障害時の影響
この仮想マシンはこの物理サーバー上にあるホスト障害時の影響範囲

4番目が実務では効きます。物理サーバーに障害が起きたとき、どの仮想マシンが影響を受けるかが記録されていれば、影響範囲の判断が速くなります。

利用者との紐づけ

デバイスに利用者を割り当てられます。

紐づけておくと、次のことができます。

  1. 問い合わせを受けたときに、その人の端末をすぐ特定する
  2. 退職時に、回収すべき機器を一覧化する
  3. 部署異動時に、機器の移管を管理する
  4. 特定の端末で障害が起きたとき、利用者に連絡する

2番目が重要です。退職処理では、貸与していた機器の回収漏れが起きやすくなります。利用者で絞り込めば、対象がすぐ分かります。

一覧の確認とエクスポート

管理対象デバイスと未管理デバイスを、あわせて一覧で確認できます。

棚卸しでは、次の観点で確認してください。

確認項目見つかる問題
資産管理番号が空欄記録の抜け
設置場所が未記入所在不明の機器
利用者が未割り当て誰が使っているか分からない機器
長期間Offline廃棄漏れの可能性
保守契約が切れている更新の判断が必要

エクスポートすれば、社内の資産台帳や会計システムとの突き合わせに使えます。

【注意】 未管理デバイスの情報は自動更新されません。手動で入力した内容は、機器が交換されても古いまま残ります。更新の契機を運用ルールに含めてください。

定期的な棚卸し

年に1度は、記録と実態を突き合わせてください。

作業内容
現地確認記録されている機器が実在するか
未登録の発見記録にない機器がないか
情報の更新設置場所、利用者、契約状況
廃棄の反映廃棄済みの機器を削除する

Network Discoveryを実行すれば、ネットワークに接続している機器は自動で洗い出せます。現地確認が必要なのは、ネットワークに接続していない機器だけです。

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このNinjaOneガイド記事は、2026年8月現在の情報をもとにデジタルアクセルズが正規販売代理店として独自に作成したものであり、日本語環境での実際の動作は異なる場合があります。最新の製品マニュアルとしては、NinjaOneドキュメンテーションサイトもご覧ください。