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機能別ガイド / IT資産管理

IT資産管理の概要

NinjaOneで保有するIT機器とソフトウェアを把握する方法を説明します。自動収集と手動管理の切り分け、初期棚卸しの6段階の手順、廃棄と更新の管理、運用ルールを紹介します。

目次

組織が保有するIT機器とソフトウェアを把握します。Agentが自動収集する情報と、人が管理する情報を組み合わせて台帳を作ります。

IT資産管理でできること

従来、資産管理は表計算ソフトでの手作業でした。Agentを導入すると、技術的な情報は自動で集まります。

情報取得方法
メーカー、モデル、シリアル番号自動
CPU、メモリー、ストレージ自動
インストール済みソフトウェア自動
OSとバージョン自動
購入日、購入価格手動またはAPI
資産管理番号手動またはAPI
利用部署、利用者手動またはAPI
リース契約の情報手動またはAPI

自動で取れる情報が増えるほど、棚卸しの手間が減ります。シリアル番号が自動収集される点だけでも、現地でシールを読み取る作業がなくなります。

管理対象デバイスと未管理デバイス

資産には2種類あります。

分類特徴
管理対象デバイスAgentが導入され、情報が自動収集される
未管理デバイスAgentが入らない機器。手動で登録する

複合機、ネットワークカメラ、ネットワーク機器などは、Agentを導入できません。これらも資産として記録するには、未管理デバイスとして登録します。詳細は未管理デバイスと資産リレーションを参照してください。

手動で管理する情報の設計

自動収集できない情報は、Custom Fieldsで保持します。

設計する際は、次を決めてください。

  1. 何を記録するか
  2. 誰が入力するか
  3. いつ入力するか
  4. 入力されていない場合にどう検出するか

4番目を用意しておくと、記録の抜けを防げます。「資産管理番号が空欄のデバイス」を絞り込む条件を保存しておけば、定期的に確認できます。

Custom Fieldsの作り方はCustom Fieldsの基礎と活用を参照してください。

初期棚卸しの進め方

導入直後に、現状を確定させる作業が必要です。

#作業
1Agentを全デバイスに展開する
2Network Discoveryを実行し、導入漏れを確認する
3既存の資産台帳と突き合わせる
4台帳にあるがNinjaOneにないものを調査する
5NinjaOneにあるが台帳にないものを調査する
6差分を解消し、以降はNinjaOneを正とする

4番目と5番目で、必ず差分が出ます。台帳にあってNinjaOneにないものは、廃棄済みか導入漏れです。逆は、台帳への登録漏れです。

【運用のポイント】 初期棚卸しでは、想定より多くの差分が見つかります。これは資産管理が機能していなかったことの証拠であり、NinjaOneを導入した価値が最も分かりやすく出る場面でもあります。差分の件数を記録しておくと、導入効果の説明材料になります。

廃棄と更新の管理

資産は増えるだけでなく、廃棄されます。

状況対応
端末を廃棄したNinjaOneから削除する。廃棄記録を残す
端末を交換した新しい端末を登録し、旧端末を削除する
長期間Offlineが続く所在を確認する。廃棄漏れの可能性

3番目を定期的に確認してください。廃棄したのに削除されていないデバイスが残ると、台数が実態と合わなくなります。ライセンスの計上にも影響します。

長期間Offlineのデバイスを検出する方法はAgentの仕組みと通信要件を参照してください。

運用ルール

台帳を正確に保つには、次のルールを決めてください。

  1. 新しい機器を導入したら、その日のうちにAgentを入れる
  2. 資産管理番号は導入時に入力する
  3. 廃棄したら、その日のうちにNinjaOneから削除する
  4. 月次で、記録が不完全なデバイスを確認する

1番目と3番目を「あとでまとめて」にすると、必ず漏れます。作業の一部として組み込んでください。

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このNinjaOneガイド記事は、2026年8月現在の情報をもとにデジタルアクセルズが正規販売代理店として独自に作成したものであり、日本語環境での実際の動作は異なる場合があります。最新の製品マニュアルとしては、NinjaOneドキュメンテーションサイトもご覧ください。