New Experienceは、日々の作業の手間を減らし、大規模な組織での利用にも対応できるように作り直されたDrataの画面です。ナビゲーションが2階層になり、Classic Experienceとはページの場所が大きく変わっています。このページでは、DrataのNew Experienceの画面構成として、ナビゲーションの5つの区分、Classicからの移動先、パネルとユーティリティーバーの使い方、英語のヘルプを読むときの注意を説明します。
New ExperienceとClassic Experience
2026年2月24日以降にDrataの利用を始めた組織は、New Experienceだけを使います。それより前から使っている組織は、任意の時期にNew Experienceに切り替えられます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 切り替え | サインインの後に表示される案内でPreview the new Drataを選ぶと、New Experienceに切り替わる |
| 元に戻す | ヘッダーのPreviewのメニューでSwitch backを選び、確認の手順を済ませると、Classic Experienceに戻る |
| もう一度切り替える | ヘッダーに表示されるTry the new experience(またはPreview)を選ぶ |
| データと権限 | 切り替えても、データとロールの権限は変わらない |
切り替えたときに一部のページが見当たらない場合は、作業しているワークスペースが正しいか(複数のワークスペースを使っている場合)と、自分のロールを確かめてください。社員向けの画面(My Drata)は、管理者がどちらの画面を使っているかにかかわらず、常にNew Experienceで表示されます。
画面の全体の構成
New Experienceの画面は、上部のヘッダー、左側のナビゲーション、中央の作業の領域、右側のユーティリティーバーで構成されます。
ヘッダーの左上に会社のロゴとワークスペースの切り替え、右上にユーザーメニューが並ぶ
| 部品 | 位置 | 内容 |
|---|---|---|
| 会社のロゴ | 左上 | 自社のロゴが表示される |
ワークスペースの切り替え(Workspace switcher) | 左上 | ワークスペースの機能を使っている場合に表示される。作業するワークスペースを切り替える |
ユーザーメニュー(User profile menu) | 右上 | My Drata、画面の表示(Appearance)の明暗の切り替え、サインアウト(Sign out)など、自分のアカウントに関する操作 |
| サポートのアイコン | 右下 | 「?」のアイコン。ヘルプセンターの記事を探したり、Drataのサポートに問い合わせたりする |
ナビゲーションの区分
New Experienceのナビゲーションは2階層です。製品の主な領域ごとに区分があり、区分を選ぶと、その中のページが開きます。ヘルプセンターでは、主な区分としてCompliance、Risk、Governance、Trust、Connectionsの5つを挙げています。このうち4つの区分の内容は、次の通りです。
| 区分 | 扱う内容 | 主なページ |
|---|---|---|
Compliance | コントロール、フレームワーク、証跡、監査、モニタリング | Controls、Frameworks、Monitoring、Evidence、Audits |
Risk | リスク、資産、脆弱性 | Risk Management、Risk Insights、Risk settings、Assets、Vulnerabilities |
Governance | 要員、ポリシー、アクセスレビュー | Personnel、Policies、Access Reviews |
Connections | 連携の追加と管理 | Connections |
Trustの区分の中身は、ヘルプセンターでは説明されていません。このほかに、次の項目があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
Quick Start | 初期設定の進め方の案内 |
Dashboard | 準備状況、テストの傾向、ポリシーの状態などの概要 |
Tasks | 割り当てられた作業と期限 |
Events | ユーザーの操作や自動の処理の記録 |
Vendors | ベンダー管理と、ベンダーに送る質問票 |
Library | テストのカタログ(Library → Tests) |
Settings | 個人の設定、組織の設定、構成の設定。ナビゲーションの下部にある |
このほか、Recommendationsという項目が表示されることもあります。ワークスペースの機能を使っている場合、ナビゲーションは2つの見出しに分かれます。上のWorkspaceの見出しには、選んでいるワークスペースに固有の情報(Quick Start、Dashboard、Recommendations、Tasks、Compliance、Events、Personnel)が、下のOrganizationの見出しには、全てのワークスペースに共通の情報(Risk、Vendors、Governance)が並びます。ワークスペースの使い方は、ワークスペースの設計で説明します。
左側のナビゲーションは、上部にWorkspaceとOrganizationの見出しの区分、下部にConnections、Library、Settingsが並ぶ。Settingsを開くと、Personal、Organization、Configurationの3つの区分が表示される
【運用のポイント】 目当ての機能がどの区分にあるか分からないときは、コントロール、フレームワーク、証跡、監査、モニタリングは
Compliance、リスク、資産、脆弱性はRisk、要員、ポリシー、アクセスレビューはGovernance、テストのカタログはLibrary→Testsを探します。ベンダーに送る質問票は、Vendors→Questionnairesにあります。サポートのリモートアクセスの許可は、Settingsにあります。
Classic Experienceからの移動先
英語のヘルプセンターや以前の資料には、Classic Experienceのページの名前と場所が出てくることがあります。主なページの移動先は次の通りです。
| Classic Experienceの場所 | New Experienceの場所 |
|---|---|
| Quick Start | Quick Start |
| Dashboard | Dashboard |
| Tasks | Tasks |
| Controls | Compliance → Controls |
| Frameworks | Compliance → Frameworks |
| Monitoring | Compliance → Monitoring |
| Monitoring Tests | Library → Tests |
| Event Tracking | Events |
| Evidence Library | Compliance → Evidence |
| Audit Hub | Compliance → Audits |
| Risk Management(Insights) | Risk → Risk Insights |
| Risk Management(Register、Libraryのタブ) | Risk → Risk Management |
| Risk Management(Settings) | Risk → Risk settings |
| Exceptions | Risk → Risk Management(該当する場合) |
| Assets | Risk → Assets |
| Vulnerabilities | Risk → Vulnerabilities |
| Vulnerabilities(Settings) | Risk → Vulnerabilities settings |
| Vendors(Current、Prospective、Risksのタブ) | Vendors → Current vendors、Prospective vendors、Vendor Risks |
| Vendors(Insightsのタブ) | Vendors → Vendor insights、Vendor settings |
| Questionnaires | Vendors → Questionnaires |
| Personnel | Governance → Personnel |
| Policy Center | Governance → Policies |
| Access Review | Governance → Access Reviews |
| Connections | Connections |
| Settings(ユーザーメニューの中) | Settings(ナビゲーションの下部) |
| My Drata(ユーザーメニューの中) | ユーザーメニュー → My Drata |
| Trust Center、Security Report | New Experienceにはない |
Classic ExperienceのTrust CenterとSecurity Reportのページは、New Experienceにはありません。社外への公開は、SafeBaseのTrust Centerで扱います。詳しくはSafeBaseとはで説明します。
Settingsの3つの区分
New Experienceでは、Settingsはユーザーメニューではなく、ナビゲーションの下部から開きます。Settingsは、次の3つの区分に分かれています。
| 区分 | 適用の範囲 | 主な設定 |
|---|---|---|
Personal | 自分だけ | Language、Notifications |
Organization | 会社全体。監査の準備状況、証跡の生成、アクセスの管理に影響するものが多く、主にAdminロールが扱う | Account access、Language、Organization details、Notification rules、Personnel compliance、Plan and usage、Role administration、Workspaces |
Configuration | 自動化と高度な動作 | AI settings、API keys、Fields and formulas、Ticket automation、Workflows |
Organizationの区分の主な設定は、次の通りです。
| 設定 | 内容 | 説明しているページ |
|---|---|---|
Account access | Drataのサポートに一時的なアクセスを許可したり、取り消したりする | ― |
Organization details | 会社名、ドメインなどの組織の情報と、主要な担当者 | 組織の情報と主要な担当者 |
Notification rules | 組織全体の通知 | 通知の設定 |
Personnel compliance | 人事に関するコンプライアンスの設定(Internal Security、Training、Human Resourcesのタブ) | セキュリティー研修 |
Plan and usage | 契約の内容、有効な機能、利用状況 | ― |
Role administration | ユーザーのロールと権限 | ロールと権限の設計 |
Workspaces | ワークスペースの構成とWorkspace Manager | ワークスペースの設計 |
一覧、パネル、ユーティリティーバー
一覧の表
New Experienceでは、一覧の表の操作がページをまたいで共通になっています。大量のデータを扱いやすいように、次の操作ができます。
| 操作 | 内容 |
|---|---|
| 列の固定と並べ替え | 重要な列を左に固定したり、列の順序を変えたりする |
| 列の幅の変更 | 読みやすい幅に調整する |
| リアルタイムの絞り込み | 条件を指定すると、その場で一覧が絞り込まれる |
| 行の中の操作 | 行のメニューから操作し、別のページを開かずに作業を済ませる |
Test Libraryの一覧。左側で絞り込みの条件を指定し、列のメニューから並べ替えや列の固定ができる。行を選ぶと、まとめて操作できる
パネル
一覧で項目を選ぶと、ページを移らずに詳細を確かめられるパネルが開きます。パネルでは、コントロール、証跡、テスト、リスクなどのつながりを確かめられ、簡単な操作もできます。例えば、あるコントロールの証跡の一覧を見ながら、主な証跡の中身を確かめられます。パネルは、Classic Experienceのドロワーに代わるものです。
ユーティリティーバー
ユーティリティーバーは、対象の画面で右側に表示される領域です。
| 機能 | 内容 |
|---|---|
Notes | コントロールなどの対象ごとに、チームの中で共有するメモを残す |
Tickets | 課題管理ツールと連携している場合に、対象の画面からチケットを作る |
Tasks | 対象に関係する作業と期限を確認したり作成したりする |
パネルとユーティリティーバーの画面は、基本用語集で紹介しています。
英語のヘルプを読むときの注意
DrataのヘルプセンターはNew Experienceへの移行の途中で、New ExperienceとClassic Experienceの両方の記事が含まれています。英語のヘルプを読むときは、次の点に注意します。
| 注意する点 | 内容 |
|---|---|
| 両方の版の手順がある記事 | 記事の冒頭にSelect your experienceと書かれた記事には、両方の版の手順が載っている。「Instructions for the New Experience」の節を読む |
| 記事のタイトル | New Experienceの記事には、タイトルに「(New Experience)」と付いているものがある |
| 以前のページの名前 | New Experienceの手順の中でも、Evidence Library、Policy Centerなどの以前の名前が残っていることがある。上の移動先の表で、New Experienceのページに読み替える |
| 以前の画面の操作 | Classic Experienceの手順には、ユーザーメニューからSettingsを開く、ドロワーを開くなどの操作が出てくる。New Experienceでは、ナビゲーションの下部のSettingsやパネルを使う |
ヘルプセンターの記事は、導入から日々の運用、監査の準備までの流れに沿って、コレクションに分かれています。
| コレクション | 使う場面 |
|---|---|
| Getting Started | アカウントの設定、ロールの割り当て、ワークスペースの設定 |
| Understand the Drata Platform | 連携、コントロール、モニタリング、証跡、ポリシー、要員、リスク、ベンダーなどの各機能の仕組み |
| Framework Information | Drataが対応するフレームワーク |
| Connection Support | 連携の設定とトラブルの解決、Drata API |
| Policy Guidance | Drataのポリシーテンプレート |
| Personnel Management | 要員のコンプライアンス、端末、入社時の手続き、Drata Agent |
| Monitoring Test Guidance | 個々のモニタリングテスト |
| Enhancing Your Workflow | タスク、チケット、ワークフロー |
| Assessing Your Readiness | 準備状況の確認 |
| The Auditor Experience | 監査の設定と、監査人が見る画面 |
| GRC Best Practices | GRCの取り組みの作り方 |
このガイド記事は、New Experienceの画面をもとに書いています。画面のラベルは、画面と照らし合わせやすいように英語のまま書いています。