Trust Libraryは、Trust Centerの内容、ナレッジベース、文書など、SafeBaseに載せた情報をまとめた土台です。AI Questionnaire Assistance(AIQA)は、Trust Libraryの内容を使って質問票に回答し、組織メンバーはTrust Library Searchで必要な情報を探せます。このページでは、Trust Libraryに含まれる情報、Content Collectionsによる整理、Trust Library Searchで回答を探す方法を説明します。
Trust Libraryに含まれる情報
Trust Library Searchの検索の結果には、次の種類の内容が含まれます。
| 内容 | 説明 |
|---|---|
| 文書 | SafeBaseにアップロードした文書(文書の掲載と透かし) |
| ナレッジベースの回答 | 質問、回答、補足のコメント(ナレッジベースの整備) |
| Trust Centerの内容と更新情報 | Trust Centerの項目と、Trust Center Updatesで配信した更新情報 |
| Drataから同期したコントロールと分析された事実 | Drataとの連携で同期したコントロールと、SafeBaseが自動で作る会社の基本的な情報(Analyzed Fact) |
Analyzed Factは、会社の名前や取得している認証の一覧など、特定の質問に確実に答えるためにSafeBaseが自動で作る、会社の基本的な情報です。自分でアップロードする文書ではありません。
AIQAが回答の情報源に使える内容と、AIQAの準備は、AIQAの初期設定で説明します。
Content Collectionsで情報源を絞る
Content Collectionsは、AIQAで使うTrust Libraryの内容を細かく選ぶ機能です。質問票ごとにTrust Library全体を使う代わりに、内容の一部をまとめたもの(コンテンツコレクション)を作り、AIQAの実行ごとに当てはめます。次のような場合に役立ちます。
- SOC 2やHIPAAなど、特定のフレームワークに関係する内容だけでAIQAに回答させたい
- 社外の評価に答えるときに、古い文書や社内向けの文書を除きたい
- 顧客の層、業種、製品の系統ごとに、AIQAの回答を変えたい
- 特定の提供の形態(デプロイモデル)に合わせて、AIQAの回答を変えたい
AIQAを実行するときにコレクションを選ばなければ、選んだ製品の全てのTrust Libraryの内容が使われます。
コレクションを作る
コレクションを作れるのはAdminだけです。
Settingsのページを開きます。Trust Libraryタブを選び、Create new collectionを選びます。- コレクションに、重ならない名前と説明を付けます。質問票に回答する人がコレクションの使い方を判断できるよう、名前と説明は分かりやすく書きます。
- コレクションに含める内容と除く内容を選びます。内容の種類(文書、ナレッジベースの回答、Trust Centerの項目など)と、文書とナレッジベースの回答に付けたタグで絞り込めます。
作ったコレクションは、AIQAを実行するときに選べるようになります。
SettingsのTrust Libraryタブ。Content Collectionsのセクションの右上からコレクションを作る
保存する前にも保存した後にも、コレクションを試して、正しい内容が返ってくるかを確かめられます。実際の質問票に使う前に絞り込みの条件を調整できます。
コレクションの作成の画面。左で含める内容と除く内容を選び、右でAIに質問して設定を試す
既存のコレクションの複製から、新しいコレクションを作ることもできます。少しだけ条件の違うコレクションが必要なときに便利です。
コレクションを編集、削除する
コレクションの編集と削除も、Adminだけができます。
| 操作 | 内容 |
|---|---|
| 名前の変更 | 全ての場所に、すぐに反映される |
| 絞り込みの条件の変更 | これから実行するAIQAにだけ当てはまる。このコレクションで実行済みの質問票の結果は、元の条件のまま変わらない |
| 削除 | 削除したコレクションは、これからのAIQAの実行で選べなくなる。削除したコレクションで実行した質問票で自動の回答をやり直そうとすると、全ての内容で実行し直すか、別のコレクションを選ぶよう求められる |
AIQAでコレクションを使う
質問票をアップロードするか開いてAIQAを実行するときに、コレクションを選ぶよう求められます。AdminとQuestionnaire Managerが、AIQAの実行にコレクションを当てはめられます。
AIQAを実行するときに、回答に使う内容(コレクション)を選ぶ
1回のAIQAの実行で当てはめられるコレクションは1つだけです。コレクションに含まれない内容は、質問への回答の情報源に使われません。同じ質問票の中で質問ごとに別のコレクションを使いたい場合は、個々の質問で自動の回答をやり直すときにコレクションを変えます。
質問票にどのコレクションを使ったかは、質問票の詳細の表示(Questionnaire Details View)で、選んだ製品とあわせて確かめられます。
Trust Library Searchで回答を探す
Trust Library Searchは、組織メンバーがTrust Libraryの内容を効率よく探し、個別の質問への回答をAIで作れる機能です。SafeBaseのアプリで作業する社内のユーザー向けで、社外向けのTrust Centerの検索とは別のものです。Trust Centerの検索は、AIを使ったTrust Centerの作成と検索で説明しています。
内容を検索する
- SafeBaseにログインし、ナビゲーションのメニューから
Trust Library Searchのページを開きます。 - 検索の欄に質問かことばを入れ、
Enterキーを押すかSearchを選びます。 - Trust Libraryの中から、関係する検索の結果が一覧で表示されます。
結果を選ぶと、内容のプレビュー、メタデータの確認、元の内容への移動(権限がある場合)ができます。
Trust Library Searchの検索の結果。Trust Centerの項目、文書、ナレッジベースの回答が並ぶ
【注意】 検索の結果に表示される内容は、そのメンバーのSafeBaseでのロールとアクセスレベルに合わせて決まります。アプリの中で見られない内容は、検索の結果にも表示されません。
AIで回答を作る
検索をした後に、その質問への回答をAIで直接作れます。
- 検索の結果の上の
Ask SafeBase AIのプロンプト(入力した質問が続けて表示される)を選びます。 - SafeBase AIが同じ質問を使い、文脈に合った回答を作ります。
作られた回答は、確かめる、コピーして質問票やメールに貼り付ける、回答の元になった内容(情報源)を確かめる、といった使い方ができます。
Ask SafeBase AIで作った回答。情報源の確認とコピーができる
Content Collectionsは、Trust Library Searchでも使えます。通常の検索でもAIでの回答でも、1つ以上のコレクションを選んで結果を絞り込めます。コレクションの中身を確かめたり、特定のフレームワークや製品の分野に絞って答えを探したりするのに便利です。
複数の製品を使っている場合
| 使い方 | 製品の扱い |
|---|---|
| 通常の検索 | 既定で全ての製品の結果が表示される。必要に応じて、特定の製品で絞り込める |
| AIでの回答 | 一度に1つの製品に限られる。AIで回答を作る前に、対象の製品を選ぶ |
Slackから使う
SafeBase Bot for Slackとの連携を使っている組織では、組織メンバーがSlackの/safebase-ask-aiのコマンドで、SafeBaseからAIの回答を受け取れます。Slackのダイレクトメッセージかチャンネルで/safebase-ask-aiに続けて質問を入力し、送信します。複数の製品を使っている組織では、どの製品についての質問かをボットが尋ねるので、一覧から選びます。
ボットの回答から、View in Trust LibraryのリンクでSafeBaseの結果を確かめたり、検索を始めたダイレクトメッセージやチャンネルに回答を投稿したりできます。Slackとの連携の設定は、SlackとMicrosoft Teamsの連携で説明します。