Trust Centerを公開した後は、顧客や見込み客がどのようにTrust Centerを使っているかを確かめ、内容の改善や営業への働きかけにつなげます。閲覧者が運営のチームに質問したり、質問票を直接提出したりできる機能もあります。このページでは、Trust Centerの閲覧状況の把握と閲覧者とのやり取りとして、ダッシュボードの見方、閲覧者へのフィードバックの調査、閲覧者との会話、閲覧者が質問票を提出する機能、問い合わせのボタンを説明します。
ダッシュボードの見方
Trust CenterのDashboardのセクションでは、見込み客や顧客がSafeBaseのTrust Centerをどのように使っているかを詳しく確かめられます。ダッシュボードの部品ごとに、絞り込み、ダウンロード、元のデータの表示などの操作ができます(部品によっては一部の操作だけ)。
表示を切り替えて共有する
| 操作 | 内容 |
|---|---|
| 期間 | 指標を集計する期間を選ぶ |
| 製品 | 複数の製品がある場合に、製品を選ぶ |
| アクセスの種類 | Internalは管理用の画面とプレビューモードからの指標、Externalは公開のTrust Centerからの指標 |
| グラフの粒度 | 折れ線グラフを日、週、月のどれで区切るかを選ぶ |
| 共有とダウンロード | 指標を公開するリンクを作る、報告をダウンロードする、指標をメールで送る |
ダッシュボードの共有の操作。ウェブへの共有、ダウンロード、メールでの送付を選べる
ダッシュボードの種類
| ダッシュボード | 内容 |
|---|---|
| Top Metrics | Trust Centerの活動の概要と、利用の傾向を示す |
| AI Analytics | AIによる質問票への回答(AIQA)の精度、AIで回答した質問の割合、質問票の処理の流れと所要時間など |
| Account Activities | アカウントの作成やアカウントごとの文書の閲覧の推移(Recent Activity)、アカウントを選んでの利用の詳細(Account Activity)、アカウントメンバーからのフィードバック(Account Feedback)。時刻はUTCで表示される |
| Engagements | アクセス申請と承認と拒否(自動承認を含む)、承認までの時間と保留中の申請の数、最も見られた文書とアカウント、質問票の提出、購読者と公開した更新情報 |
| Enterprise Analytics | Enterpriseのプランで使える。アカウントと売上のデータから、Trust Centerが商談の期間や売上の伸びにどう関わるかを示す |
Top Metricsのダッシュボード。アクティブなアカウント、アクセス申請、閲覧数などの推移が並ぶ
Top Metricsには、次の指標が表示されます。
| 指標 | 意味 |
|---|---|
Active Accounts | 期間中に、アカウントメンバーの少なくとも1人がログインしたアカウント |
Access Requests | 公開のTrust Centerの閲覧者から受けたアクセス申請の数 |
Trust Center Views | Trust Centerの閲覧の総数 |
Document Engagements | Trust Centerの文書が選ばれた総数 |
Top Engaged Card Items | ダウンロードと閲覧が最も多かったカードの項目 |
Top Engaged Documents | 項目の中で、ダウンロードと閲覧が最も多かった文書のファイル |
Card Clicks | カードごとの選択の内訳 |
【注意】 公開のTrust Centerで必須でないCookieを無効にしているか、Cookieの同意のバナーを有効にしている場合は、データの収集が制限されるため、
Externalのカードの選択の指標が記録されないことがあります。
AIQAはAIQAで質問票に回答するで、外部の解析ツール(Google Analyticsなど)にTrust Centerのページの指標を送る設定はブランディングと独自のURLで説明しています。
Enterprise Analytics
Enterprise Analyticsは、Salesforceとの連携で、顧客の種類、売上、商談の段階のデータをSafeBaseのAccountsと質問票の一覧に取り込み、ダッシュボードで示す機能です。SafeBaseのEnterpriseの顧客が使えます。SafeBaseのチームが最初に機能を有効にする必要があります。
- Salesforceの連携用のユーザーに、Opportunityのオブジェクトの読み取りの権限(
Amount、StageNameなど)を付け、SafeBaseのSalesforceとの連携をいったん外してつなぎ直します。 Settings→Accountsの下部のRetrieve Account details from CRMをオンにします。
データはバックグラウンドで同期され、Salesforceに対応付けたアカウントが多いと数分かかります。最初の同期の後は、毎日自動で更新されます。
| 加わる列 | 内容 |
|---|---|
| Customer Type | 対応付けたSalesforceのアカウントのTypeの項目 |
| Revenue | 最も新しく作られた商談(Opportunity)のAmountの項目。売上を独自のアカウントの項目で管理している場合は、その数値を読むように設定してもらえる |
| Deal Stage | 最も新しく作られた商談のStageName |
【注意】 計算の結果は、SalesforceとSafeBaseのデータの質に左右されます。例えば、Salesforceに対応付けたアカウントがSafeBaseで重複していると、売上が二重に数えられることがあります。Salesforceの
Typeなどの項目が正しく設定されていなければ、その誤った値がSafeBaseにも表示されます。
Salesforceとの連携は、CRMとの連携とRules Engineで説明しています。
閲覧者へのフィードバックの調査
アカウントのフィードバックの調査では、アカウントメンバーにTrust Centerの使い心地についてメールで答えてもらえます。アカウントメンバーには、Trust Centerのレビューを完了にした後か、最初にアクセスしてから7日後に、調査のメールが届きます。質問は全て任意です。
| 質問 | 答え方 |
|---|---|
| Trust Centerの使い心地はどうだったか | 1〜5の星 |
| Trust Centerで疑問が解消したか | 「どれも解消しなかった」から「全て解消した」までの5段階。全てでない場合は、解消しなかった疑問を自由に書いてもらう |
| ほかに伝えたいこと | 自由記述 |
答えは、DashboardタブのAccount Activitiesを開き、下のAccount Feedbackのセクションで確かめます。既定では全てのアカウントの答えが表示され、特定のアカウントの答えはAccountのドロップダウンで選びます。期間は、ページの上部のTime Periodで変えます。
フィードバックからは、閲覧者がTrust Centerをどう感じているかを数値で把握し、足りない内容など改善すべき点を見つけられます。答えた人に先回りして連絡し、追加の情報を伝えたり、Trust Centerの内容を改善したりするのにも使えます。
閲覧者との会話
閲覧者は、Trust Centerの項目について会話を始められます。追加の質問を運営のチームに直接したい場合や、特定の内容をもっと詳しく知りたい場合に役立ちます。この機能は、公開したTrust Centerへのアクセスを付けられ、認証した閲覧者にだけ表示されます。プレビューモードには表示されません。
閲覧者は、Trust Centerの項目のConversationのドロップダウンを開き、自由記述の欄にコメントを残します。会話はアカウントごとに保たれ、アクセスを承認された同じアカウントのメンバーは、そのアカウントの会話を見られます。ほかのアカウントの人は見られません。
閲覧者がTrust Centerの項目のConversationから質問を書いた状態
組織のAdminには、閲覧者が会話を始めたり続けたりすると、メールで通知が届きます。返信するには、SafeBaseのConversationsタブで会話を選び、返信を書いてSendを選びます。会話の題名には、アカウントの名前が表示されます。返信すると、閲覧者にメールで知らせが届きます。アカウントのメンバーが複数いる場合は、全てのメンバーに知らせが届きます。会話は、組織の中に期限なく残ります(アカウントを削除するまで)。
Conversationsタブで会話を選び、返信を書く
会話の機能を使わない場合は、いつでも無効にでき、また有効にできます。
- Trust Centerの編集画面(
Trust Center Editor)を開き、右上のTrust Center Settingsを選びます。 FunctionalityタブのPrivate Account Modeで、Enable Conversationsを切り替え、Saveを選びます。
無効にすると、閲覧者は項目について会話を始められなくなり、組織も既存の会話に返信できなくなります。
閲覧者が質問票を提出する
Trust Centerへのアクセスを付けられた顧客は、アカウントを代表して質問票を提出できます。提出されると組織メンバーに通知が届き、質問票をダウンロードして確かめられます。AIQAを使っていれば、すぐに処理を始められます。この機能も、認証した閲覧者にだけ表示され、プレビューモードには表示されません。
アクセスを得た閲覧者のTrust Centerに表示されるSubmit a questionnaireのボタン
- 閲覧者が
Submit a questionnaireのボタンを選びます。 - 先にTrust Centerの文書を見るよう勧める画面が表示されます。それでも提出が必要なら、
upload your security questionnaireを選んでファイルをアップロードするか、submit a linkを選んでリンクを提出します。Multi-Productの機能を使っている場合は、製品を選べます。
質問票を提出する前に、Trust Centerの文書を見るよう勧める画面
提出できるファイルの形式は、.xlsx、.xlsm、csv、.docxです。提出されると、Adminにメールで通知が届きます。有効にしている場合は、次の場所にも知らせが届きます。
| 場所 | 内容 |
|---|---|
| Slack | チャンネルに知らせが届く |
| Jira | タスクが作られる |
| Webhook | 全ての質問票の提出でWebhookを送れる |
| Salesforce | 一致するアカウントの活動の記録にTaskが作られる |
| HubSpot | 一致する会社のノートが作られる |
提出された質問票は、Accountsのセクションで対象のアカウントを選び、下のQuestionnairesのセクションで確かめます。ここから、AIQAの処理を始めたり(有効にしている場合)、アーカイブしたり、ダウンロードしたりできます。
質問票の提出を受け付けない場合は、Trust Center SettingsのFunctionalityタブの下のEnable Questionnaire Uploaderを切り替えると、Submit a questionnaireのボタンがTrust Centerから消えます。
問い合わせのボタン
Trust Centerの下部のContact SupportとReport Issueのボタンに、自社のサポートのメールアドレスやウェブサイトを対応付けられます。
- Trust Centerの編集画面(
Trust Center Editor)を開き、右上のTrust Center Settingsを選びます。 FunctionalityタブのContact Infoで、ボタンを表示するかどうかと、ボタンを選んだときの動きを設定します。
既定のSend Emailでは、ボタンを選ぶと、サポートへのメールのひな形が新しいタブで開きます。Direct to Siteを選ぶと、指定したURLが新しいタブで開き、自社のサポートのサイトに直接案内できます。
【注意】 Google Chromeで、ボタンを選ぶと空白のページが開くことがあります。これはTrust Centerの問題ではなく、ブラウザーの設定による場合があります。Chromeのプロトコルハンドラーの設定で、メールのクライアント(mail.google.comなど)がメールのリンクを開けるようにします。組織がブラウザーの設定を管理している場合は、Google Workspaceの管理者に相談します。