Trust Centerでは、誰でも見られる情報と、アクセス申請の承認とNDA(秘密保持契約)の締結を経た閲覧者だけに見せる情報を分けて載せます。どの情報をどこまで見せるかは、項目ごとのアクセスレベルと、Trust Center全体の公開の度合いの組み合わせで決まります。このページでは、Trust Centerの項目ごとの公開範囲として、公開、制限付き、制限付き(非表示)の違い、Trust Center全体の公開の度合いの設定、何をどこまで見せるかの決め方を説明します。
項目の3つのアクセスレベル
Trust Centerの項目には、3つのアクセスレベルがあります。アクセスレベルは、Trust Centerの編集画面で項目ごとに設定します。
| アクセスレベル | 見られる人 |
|---|---|
公開(Public) | 公開のTrust Centerを訪れた全ての人 |
制限付き(Restricted) | アクセス申請の流れで承認され、NDAに署名した人 |
制限付き(非表示)(Restricted Hidden) | Trust Centerには表示されず、特定の権限プロファイルを割り当てられた人だけが見られる |
項目の編集で、アクセスレベルを公開(Public)にした状態
制限付き(非表示)は、業界(ヘルスケアなど)、顧客の区分、地域など、特定の条件に当てはまるアカウントにだけ関係する項目に使います。
制限付き(非表示)の項目の編集。権限プロファイルにその項目を含むアカウントだけが見られる
【注意】 制限付き(非表示)の文書を共有するには、権限プロファイルを作り、その文書を権限プロファイルに割り当てる必要があります。
権限プロファイルとの関係
アカウント(閲覧者の企業)は、作られたときに、全体向けの権限プロファイルに割り当てられます。既定の権限プロファイルGeneral Accessは、制限付き(非表示)の項目を除く全ての文書を見られ、文書が増えても自動で対象に加わります。General Accessは編集できません。
特定のアカウントにだけほかの文書を見せたい場合や、特定のアカウントに文書の一部だけを見せたい場合は、独自の権限プロファイルを作ります。権限プロファイルは有料のプランで使え、使える数はプランによって決まります。権限プロファイルの追加は、正規販売代理店(デジタルアクセルズ)にご相談ください。権限プロファイルの作り方と割り当ては、アカウントと権限プロファイルで説明します。
Trust Center全体の公開の度合い
Trust Centerの公開のURLを訪れた閲覧者に何を見せるかは、Trust Center全体の公開の度合い(Public Access Level)でも決まります。
- Trust Centerの編集画面の右上の
Trust Center Settingsを開きます。 Functionalityタブを選びます。設定は右下にあります。- 公開の度合いを選び、
Saveを選びます。
Trust Center全体の公開の度合いの設定
公開の度合いには、次の3つがあります。
| 公開の度合い | 見え方 |
|---|---|
None | 最も公開の度合いが低い。カードの説明も文書も、見るにはアクセスが必要 |
Public Items | 公開の項目は、説明も文書も見られる。制限付きの項目は、説明も文書も、見るにはアクセスが必要 |
Public Items and Details | 最も公開の度合いが高い。公開の項目は説明も文書も見られ、制限付きの項目も説明は見られる。制限付きの項目の文書を見るには、引き続き許可が必要 |
Public Itemsは、項目の説明を用意しつつ、その説明を内容を見る権限のあるアカウントにだけ見せたい場合に使えます。
組み合わせたときの見え方
項目がどう見えるかは、項目のアクセスレベルとTrust Center全体の公開の度合いの両方で決まります。アクセスを得ていない閲覧者からの見え方は、次の通りです。
| 公開の度合い | 公開の項目 | 制限付きの項目 |
|---|---|---|
None | 説明も文書も、アクセスが必要 | 説明も文書も、アクセスが必要 |
Public Items | 説明と文書を見られる | 説明も文書も、アクセスが必要 |
Public Items and Details | 説明と文書を見られる | 説明は見られる。文書は許可が必要 |
アクセスレベルが関わるほかの機能
| 機能 | アクセスレベルとの関わり |
|---|---|
| 文書の透かし | 透かしが入るのは、制限付きの項目の文書だけ。公開の項目の文書には入らない(文書の掲載と透かし) |
| Trust CenterのAI検索 | 検索とAIの回答は、閲覧者のアカウントに割り当てた権限プロファイルに従い、見られない内容は含まれない(AIを使ったTrust Centerの作成と検索) |
| 変更の履歴 | 項目のアクセスレベルの変更は、Trust Centerの編集画面の変更の履歴(Change Log)に記録される(編集画面と項目の配置) |
| ナレッジベース | ナレッジベースの回答にも、回答ごとにアクセスレベルを設定する(ナレッジベースの整備) |
何をどこまで見せるかの決め方
項目ごとのアクセスレベルを決める
全てのカードと項目を埋める必要はありません。まず自社に当てはまる情報を選び、項目ごとに、誰でも見られるようにする情報か、アクセス申請とNDAを経た閲覧者だけに見せる情報かを決めます。特定の条件のアカウントにだけ関係する情報は、制限付き(非表示)にして権限プロファイルで見せます。
権限プロファイルを使うかを決める
全ての顧客に同じ文書を共有している場合は、権限プロファイルを分けると、かえってアクセスの管理が複雑になります。ヘルプセンターでは、権限プロファイルが役立つ場面として、次の例が挙げられています。
| 場面 | 例 |
|---|---|
| 地域 | アカウントの所在地によって、関係する文書やポリシーが異なる |
| 製品 | 製品ごとに文書が異なり、アカウントが購入した製品の文書だけを見せる |
| 商談の段階 | 見込み客と既存の顧客で見せる文書を分ける |
| アカウントの規模 | 大企業と中小企業で必要な文書が異なる |
Trust Center全体の公開の度合いを決める
最後に、アクセスを得ていない閲覧者に、制限付きの項目の説明まで見せるか(Public Items and Details)、制限付きの項目は説明も見せないか(Public Items)、全ての項目でアクセスを求めるか(None)を決めます。
【運用のポイント】 設定した後は、プレビューモードで、公開の閲覧者、アカウント、権限プロファイルを切り替えて見え方を確かめます。権限プロファイルと非表示の項目の設定を確かめるのに特に役立ちます。手順は編集画面と項目の配置で説明しています。