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連携とモニタリング / モニタリング

テストの結果を読み解く

テストの結果の読み方を説明します。Passed、Failed、Errorの違い、テストの詳細の画面で確認する項目、検出事項の見方、過去の結果から長期の傾向を確かめる方法について解説します。

目次

モニタリングテストの結果は、成功、失敗、エラーの3つのどれかで示されます。同じ「うまくいっていない」結果でも、失敗とエラーでは意味も対処も違います。結果の意味を取り違えないように、テストの詳細の画面で何を確かめればいいかを押さえておきます。このページでは、テストの結果の読み方として、Passed、Failed、Errorの違い、テストの詳細の画面で確認する項目、検出事項の見方、過去の結果から長期の傾向を確かめる方法を説明します。

Passed、Failed、Errorの違い

MonitoringページのResultの列と絞り込みでは、テストの結果が次の3つで示されます。

結果意味マッピングされている場合Drataで行うこと
Passed(成功)必要なデータを全て集め、求められる条件を満たしていると判定したコントロールの準備状況を上げるすぐに行うことはない
Failed(失敗)必要なデータを全て集め、求められる条件を満たしていないと判定したコントロールは準備未完了になり、準備状況にその不足が表れるFindingsタブで失敗の原因になった項目を確かめ、是正する
Error(エラー)データを集められない問題が起き、条件を満たしているかを判定できなかったエラーが解消するまで、コントロールを評価できないエラーの内容を確かめ、連携や権限の問題を直して実行し直す

コントロールにマッピングされていないテストは、結果がどれでも準備状況に影響しません。それでも、失敗やエラーは、対応を検討すべき領域や、モニタリングが行き届いていない箇所を示す手がかりになります。

失敗は「自社の設定や運用が条件を満たしていない」ことを、エラーは「Drataが確かめられなかった」ことを示します。エラーの多くは、APIのトークンの期限切れ、取り消された権限、連携から届かないデータなど、連携の側の問題です。直し方は、失敗したテストの是正で説明します。

結果で絞り込む

Monitoringページの絞り込みを使うと、確かめたい観点でテストを絞れます。

絞り込み使い方の例
ResultFailedやErrorのテストだけを並べ、対応が必要なテストを洗い出す
FrameworkSOC 2を選んでFailedで絞り込み、監査の前に是正が必要なテストを確かめる
Control特定のコントロールを選び、そのコントロールを支えるテスト(多要素認証の強制など)を確かめる
Connection例えばAWSの連携のトークンが期限切れになったときに、AWSを選び、影響を受けるテストをまとめて確かめる
Exclusion検出事項を除外したテストを確かめる
Tickets課題管理の連携で作ったチケットが、進行中か完了のテストを確かめる

テストの詳細の画面

Monitoringページの一覧でテストの名前を選ぶと、テストの詳細の画面が開きます。テストの結果、検出事項、履歴、マッピングされたコントロールを、この画面でまとめて確かめられます。

テストの詳細の画面のOverviewタブ テストの詳細の画面。上部に最新の結果と実行日時が並び、OverviewタブにはNext steps、Details、Latest result、Supported connections、Historical resultsの欄がある

画面の上部には、次の項目が並びます。

項目内容
テストの名前テストの名前
Latest result最新の結果(Passed、Failed、Error)
最後の実行日テストを最後に実行した日
状態の表示新しいテストや、下書きのカスタムテストであることを示す

上部からは、テストの実行(Test now)と、関係する証跡の確認ができます。カスタムテストでは、公開や削除もできます。タブはOverview、Findings、Exclusions、Controls、Historyの5つです。

タブ内容
Overviewテストの概要と現在の状態
Findingsテストが失敗した原因になった個々の項目(検出事項)
Exclusionsテストの対象から除外した項目
Controlsテストにマッピングされたコントロール。マッピングの追加と解除もここで行う
Historyテストの実行の記録(テストのイベント)。新しいものから順に並ぶ

画面の右側のユーティリティーバーでは、社内向けのメモを残したり、タスクを作ったり、連携したチケットを確かめたりできます。

Overviewタブで確かめる項目

Overviewタブには、次の欄があります。

欄内容
Next steps結果に応じて次に行うことを示す。Trackは今の状態がどのくらい続いているか、Fixは是正が必要な失敗やエラーの内容、Manageはテストに結び付いた進行中のチケットの数(課題管理の連携が必要)。カスタムテストでは、公開した後に表示される
Detailsテストが何を確かめるかの説明(Description)、Drataのテストかカスタムテストか(Test type)、状態(Status)。クラウド基盤(AWS、Microsoft Azure、Google Cloud)のテストでは、View instructionsで、テストに必要な権限の案内を確かめられる。カスタムテストでは、ここで名前と説明を編集できる
Latest result最新の結果と、成功または失敗した理由。失敗やエラーの詳しい内容を確かめ、根本の原因を探す手がかりにする
Supported connectionsテストの対象になるシステム。つないでいる連携にはConnectedのラベルが付き、つないでいない連携はUnused connectionsに並ぶ。業務のシステムを確かめるテストだけに表示される
Historical results月ごとの成功、失敗、エラーの回数。結果のダウンロードと、全てのテストのイベントの確認ができる
Test logicカスタムテストの判定の条件。カスタムテストだけに表示される

エラーのときは、Latest resultの説明とNext stepsのFixの案内を最初に読みます。多くの場合、Historyタブで、エラーになったテストのイベントのJSONを確かめるように案内されます。

検出事項を見る

Findingsタブには、テストが失敗した原因になった個々の項目(検出事項)が並びます。例えば、多要素認証のテストなら多要素認証が有効でないユーザー、クラウドのテストなら条件を満たしていないリソースが、検出事項になります。

テストの詳細の画面のFindingsタブ Findingsタブ。リソースの名前、リージョン、連携、アカウントのIDか別名が並び、Download Findingsで書き出せる

検出事項の表示には、次の決まりがあります。

結果検出事項
成功検出事項はない
失敗条件を満たしていない個々の項目が表示される
エラー判定を終えられなかったため、表示されないことがある

エラーで検出事項が表示されないときは、テストを実行し直して解消するかを確かめるか、OverviewタブのNext stepsやLatest resultの案内に沿って進めます。

個々の検出事項を選ぶと、詳しい内容を確かめられます。自社の環境に当てはまらない検出事項は、ここから除外できます。除外については、除外と無効化の使い分けで説明します。

検出事項をダウンロードする

Download Findingsを選ぶと、検出事項をZIPファイルでダウンロードできます。ZIPファイルには、是正の手引き(PDF)と、検出事項の情報(CSV)が入っています。分類がIn DrataとPolicyのテストを除く、全てのテストで使えます。

  1. FindingsタブでDownload Findingsを選びます。
  2. ファイルの準備ができると通知が表示されます。準備の間も、Drataでほかの作業を続けられます。
  3. 通知のリンクを選び、ZIPファイルを保存します。

テストの実行中は、検出事項をダウンロードできません。

過去の結果から長期の傾向を確かめる

一度の結果だけでは、問題がたまたま起きたのか、繰り返し起きているのかは分かりません。過去の結果は、次の場所で確かめます。

場所分かること
OverviewタブのNext stepsのTrack今の状態(失敗やエラーなど)が何日続いているか
OverviewタブのHistorical results月ごとの成功、失敗、エラーの回数。繰り返し起きている問題や、長期にわたって条件を満たし続けていることを確かめる。Downloadで結果を書き出せる
Historyタブ全てのテストのイベント。イベントを選ぶと、詳しい結果と生のJSONのデータを確かめられ、技術的な原因の調査に使える

【運用のポイント】 テストの状態がどのくらい続いているかは、監査で確かめられることがよくあります。監査対象期間を通じてテストが成功し続けていることを示せるように、Trackの日数とHistorical resultsの推移を定期的に確かめ、失敗が長引いているテストから是正します。

組織全体で失敗しているテストの数の推移は、ダッシュボードのTest trendsで確かめられます。過去7日間の変化が表示され、分類を選ぶと、その分類で失敗しているテストが新しい順に並びます。ダッシュボードの見方は、ダッシュボードで状況を把握するで説明します。

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このDrataガイド記事は、2026年10月現在の情報をもとにデジタルアクセルズが正規販売代理店として独自に作成したものであり、実際の動作は異なる場合があります。最新の製品マニュアルとしては、Drataヘルプセンターもご覧ください。